YouTuber・配信者の経費はどこまでOK?|機材・衣装・ロケ・企画費の線引きを税理士が解説【完全ガイド】
監修税理士 小澤哲二

「機材や衣装、ロケの費用…これって経費で落ちる?」——YouTuber・ライバー・配信者・動画制作の方へ。
配信・動画は機材・衣装・ロケ・企画のための飲食や旅行など、経費になりそうでならなそうな支出が多い仕事。無理に入れると税務調査で否認、入れ忘れると払い過ぎ——線引きが難しいのです。この記事では、京都で動画・配信を数多く支援する税理士が、配信者の経費の正しい線引きと、否認されないコツを3分で解説します。
- 機材・衣装・撮影費を経費にしたい
- 企画のための飲食・旅行・商品購入の扱いが不安
- 経費を入れたいが、否認されるのが怖い
判断基準は「コンテンツに必要か」だけ
経費になるかは、金額の大小ではなく「収益(動画・配信)のために必要な支出か」で決まります。プライベートでも使えるものは、事業で使った割合だけを経費にします。そして、必要性を後から説明できる記録があることが大前提です。
配信・動画で経費にしやすいもの
- 撮影・配信機材:カメラ・マイク・照明・PC・キャプチャ・三脚など。
- 編集ソフト・SaaS・素材:動画編集ソフト、BGM・効果音・フォント・ストック素材。
- 通信費:ネット回線・携帯(事業利用分を按分)。
- 外注費:編集者・サムネイル制作・撮影スタッフへの依頼(インボイスに注意)。
- 企画に使う商品・ゲーム:レビュー・実況など、動画にした商品・ソフト。
- 広告・宣伝費:SNS広告・サムネ用の素材など。
グレー・注意が必要なもの
- 衣装・美容・コスメ:配信専用と言えるか。私生活でも使えるものは按分・否認されやすい。
- 飲食(食レポ・企画):撮影した実態・相手・目的の記録が必要。ただの外食はNG。
- 旅行・ロケ:動画化した部分は経費、観光部分は私的として按分。
- 高額な私物購入:一瞬映しただけ等、事業性が弱いと否認対象。
自宅スタジオの「家事按分」
自宅の一室を撮影・配信スタジオに使うなら、家賃・電気・通信の“事業で使う割合”を経費にできます。使用する部屋の面積比や使用時間など、合理的な基準で按分します。法人の場合は、按分ではなく「役員社宅」を使うとより有利なケースもあります。
否認されない3つのコツ
① 「どの動画に使ったか」を残す
レシート+「◯◯の企画で使用」等をメモ。撮影に使った証拠(該当動画のURLなど)を紐づけると強いです。
② 私用と混ぜない・按分は合理的に
事業用の口座・カードを分け、私生活と兼用のものは根拠のある割合で按分します。
③ freeeで証憑を紐づけて整理する
レシート画像を取引に紐づけて保存すれば、あとから説明できる状態が自動で整い、調査にも強くなります。
よくある質問
Q. 撮影で着た服は経費になりますか?
配信専用の衣装・コスプレ等なら経費にしやすいですが、私生活でも着られる服は否認されやすいです。用途と記録が鍵です。
Q. 旅行vlogの旅費は全額経費?
動画化した部分は経費、純粋な観光部分は私的支出として按分します。撮影の実態が説明できることが前提です。
Q. レビュー用に買った商品は経費?
動画にして収益に結びつくなら経費になります。ただし、そのまま私物として使い続ける高額品は注意が必要です。
機材・衣装・ロケ・企画費の線引きや自宅按分を、あなたの実際の支出で具体的に整理します。freeeで気楽に、でもチームで本気で支える。訪問なし(来所もオンラインもOK)で全国対応です。
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※本記事は一般的な解説です。経費の可否は個社の状況・最新の税制により異なります。実際の判断は無料相談でご確認ください。


